特任准教授 今城 健人 Kento Imajyo
専門分野
肝臓疾患全般
非アルコール性脂肪肝疾患診療
肝細胞癌治療(ラジオ波焼灼療法・カテーテル治療)
専門医等
・日本内科学会 認定医・専門医
・日本消化器病学会専門医
・日本消化器内視鏡学会専門医
・日本肝臓学会専門医・東部会評議員
・がん治療認定医 日本超音波医学会専門医・指導医
職歴・経歴
- 2005年 金沢大学医学部を卒業
- 2005年 済生会川口総合病院にて初期研修
- 2007年 平塚市民病院 消化器内科に入職
- 2008年 横浜市立大学大学院医学博士課程入学
- 2010年 横浜市立大学付属病院 消化器内科に指導診療医として入職
- 2012年 横浜市立大学大学院医博士課程卒業
- 2013年 横浜市立大学附属病院消化器内科助教に就任
- 2014年 横浜市立大学医学部 肝胆膵消化器病学助教に就任
- 2019年 横浜市立大学医学部 肝胆膵消化器病学診療講師に就任
- 2020年 横浜市立大学医学部 肝胆膵消化器病学講師に就任
- 2021年 新百合ヶ丘総合病院 消化器内科 部長に就任
- 2023年 福島県立医科大学 低侵襲腫瘍制御学講座 特任准教授併任
研究紹介
肝疾患を専門としており、特にNASH の基礎及び臨床研究をライフワークとしている。また、海外との共同研究(Go-Asia group、UCSD、エコセンス社およびPerspectum社)を積極的に行っている。
さらには、肝細胞癌の局所治療における臨床研究も積極的に行っている。
代表的な筆頭著者の論文:
①NASH の非侵襲的診断方法の開発
空腹時血漿コリン (Hepatol Res. 2012)
コリン負荷試験 (J Gastroenterol. 2013)
可溶性CD14 (PLOS one. 2013)
血小板(Hepat Mon. 2015)
MRエラストグラフィ(Gastroenterology. 2016)
MRエラストグラフィおよび超音波エラストグラフィの比較(Clin Gastroenterology and Hepatology. 2020)
マルチパラメトリックMRIの有用性(World Journal of Gastroenterology 2021).
Ultrasound guided attenuation parameterの有用性(Clin Gastroenterology and Hepatology. 2021).
MREとPDFFを組み合わせたスコアリングシステムの有用性 (Hepatology Research. 2023 accepted)
②NASH の病態解明
エンドトキシン感受性とNASH (Cell Metab. 2012)
NASHにおける動脈硬化因子の検討 (Plos one. 2014)
③総説
動物モデル(Int J Mol Sci. 2013)
腸内細菌とNASH(Semin Immunopathol. 2014)
MRエラストグラフィ(J Med Ultrason. 2020)
新規マイクロ波凝固療法(J Med Ultrason. 2020)
④局所治療
新規マイクロ波凝固療法の有用性 (J Gastroenterol Hepatol. 2018).
受賞
①非アルコール性脂肪性肝炎(Nonalcoholic steatohepatitis: 以下NASH)患者への経口コリン負荷試験. 横浜市立大学先端医科学研究センター臨床研究支援部門, 平成22年度 臨床研究コンペ, 2010, 10. 優秀演題賞受賞.
②レプチンは脂肪肝においてエンドトキシン感受性を亢進しNASH形成に関与する. 酸化ストレス研究会, 一般演題, 2011, 11.最優秀演題賞受賞.
③肝臓における代謝に関する臨床研究、及び基礎研究.JDDW,2012.第14回AJINOMOTO Award 最優秀研究賞受賞.
④2013年度横浜市立大学医学奨励賞受賞.
⑤非アルコール性脂肪肝炎(NASH)における動脈硬化リスク因子の解析.第58回神奈川消化器病研究会, 2013, 7.最優秀演題賞.
⑥2015年(第28回)日本消化器病学会奨励賞.
⑦非アルコール性脂肪肝疾患の病期診断におけるMRIの有用性を検討する. 第12回酸化ストレスと肝研究会, 2016, 2. 最優秀演題賞.
⑧KDDW2018 The 2nd Joint Session between KDDW-TDDW-JDDW. Rising Star Program.
⑨JDDW2019 若手奨励賞.