講師 河村 英恭 Hidetaka Kawamura
専門分野
・消化器外科(下部消化管)
・遺伝カウンセリング、遺伝診療
・疫学、臨床研究
専門医等
・日本外科学会外科専門医
・日本消化器外科学会専門医・指導医
・日本消化器がん外科治療認定医
・日本内視鏡外科技術認定医(大腸)
・da Vinci Robot surgery(術者certification)
・痔核硬化療法施行医
・臨床遺伝専門医
・医学博士
・公衆衛生学修士
・Brigham and Women’s Hospital, Harvard Medical School研究員 [Molecular Pathological Epidemiology (MPE) and Early-Onset Cancer (EOC) Program]
メッセージ
和歌山県立医科大学出身。大学病院、がん専門病院での研修後、2017年(卒後8年目)に当科に入職しました。
4年間の内視鏡外科修練プログラムで、消化器外科専門医、内視鏡外科技術認定医を取得することが出来ました。また、研究面では、京都大学の公衆衛生大学院に入学して臨床疫学的研究を学び大型のデータセットを用いた臨床研究を発信することが出来ました。臨床の修練と並行し、Master of Public Health(修士学位)とPhD(医学博士)を授与していただくことが出来ました。
プログラム終了後は、公益財団法人・上原記念生命科学財団の助成金を得て、2年間の米国・研究留学を実現しました。Harvard Medical School附属病院であるBrigham & Women’s Hospitalの病理部にリサーチフェローとして所属し大腸がんの発癌メカニズムと腸内細菌の関連や、臨床疫学的な大規模コホートを利用した研究に携わることが出来ました。
今後は、臨床外科医として地域医療の一端を担いつつ、継続中の研究をさらに発展させていきたいと思っています。また、これまでの経験を生かして当科に入職する後輩がキャリアを切り開くお手伝いもしていきたいと思っていますので、いつでも遠慮なくお問い合わせください。